喜多院
住所:川越市小仙波町1-20-1
TEL 049-222-0859
◆情報:願いごとめぐりコース「苦抜き地蔵」。830年(天長7年)、慈覚大師が無量寿寺を開いたのが始まりと伝えられている。
1296年(永仁4年)、尊海が慈恵大師を勧請して無量寿寺を再興し、北院・中院・南院となる各房が建てられた。喜多院となったのは1612年(慶長17年)、徳川家康の信任を得る天海僧正が、住職となってから。1638年(寛永15年)、大火によって喜多院のほとんどを焼失。3代将軍家光が江戸城内・紅葉山から客殿、書院などを移築。結果的には江戸の大火による焼失を免れることになり、江戸城唯一の遺構として残されることになる。
客殿や書院には「家光誕生の間」「春日局化粧の間」と伝えられている部屋があり、これらは、慈眼堂・山門などとともに重要文化財に指定されている。
五百羅漢やダルマ市(1月3日)などが有名。
写真左下:どろぼう橋(町奉行に追われた泥棒が、この橋を渡って喜多院に逃げ込んできた。そこで住職に諭されたどろぼうは大師様を信仰して改心し救われて善人になった、という謂われがある)側より撮影。
写真右:多宝塔
◆喜多院サイト:http://www.kawagoe.com/kitain/
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